住所(神田店):〒101-0052東京都千代田区神田小川町3-2
           TEL:03-3233-4121
 


             
 

2016年09月15日

【スノーボード】ニッピンがMade in Austriaにこだわり続ける理由

1.png
 ニッピンがMade in Austriaにこだわり続ける理由

こんにちは、神田店大和田です。
今シーズンはラニーニャ現象で大雪の当たり年になりそうですね。
昨年のモヤモヤを吹き飛ばしたいところですね。
ニッピンスノーボードフロアもいよいよ9月25日(土)にオープン致します。

フロアオープンに先立ちニッピンのコンセプトをお伝えしていければと思います。

今回はスノーボードの工場について。

現在スノーボードブランドはゆうに100を超えます。
それに対しスノーボードを製造できる工場は限られており、ほとんどがOEM生産となっています。
スノーボードの製造国で有名なのは
オーストリア・アメリカ・日本・ドバイ・ポーランド・チュニジア・スロベニア
そして中国・台湾などです。
以前はドイツやスペインなども製造していましたが現在は製造していません。
ちなみにブランドの国と製造国が違うことは多々あります。

試乗会などで色々な板を乗り比べた経験のある方、違うブランドでも同じ工場で製造されていると
乗り味が似ているという経験はありませんか?
また、同じブランドでも工場が変わり乗り味が変わったという経験はありませんか?
それほどに製造工場はスノーボードに影響すると言っても過言ではありません。

ほとんどのスノーボードはウッドで出来ています(芯材と呼ばれるスノーボードの正に芯となる部分)。
中にはYONEXのようなカーボンを使用した板や、樹脂を使用したものもありますが基本はウッドです。
ウッドはその他の素材に比べバタつきが少なくしなりや返りがナチュラルなのが特徴で
特にアメリカのブランドはウッドにこだわっている印象です。

ウッドの中にもブナやヒノキ、バルサなど様々な素材が使用されますが基本となるのはポプラです。
ポプラにも様々な種類があり、ブランドごとに様々な芯材を作り名前を付けています。

これら芯材は角材の段階から工場ごとに管理されています。
自然のものなので、乾燥のさせ方、保管の仕方でウッドにも癖が出てきます。
カット、接着でも差が出てきます。
角材がスノーボードの形になる過程、ここが工場による違いが一番出る部分だと思います。

スノーボードは様々なパーツからなっており
ソールの素材もシンタードやエクストリュードの何番など様々な種類があり、エッジやサイドウォールも然り、
また当然ですがシェイプや、キャンバー・ロッカーなどの反り方も乗り味にすごく影響します。
ただやはり一番スノーボードに影響する部分は芯材だと考えています。
そして芯材こそが工場による一番の違いだと考えています。

どの芯材が良くてどれが悪いということはありません。
ただ、ニッピンはこだわった結果、
その答えが

Made in Austria

です。
かなり主観が入りますが、オーストリア製の芯材は基本的に軽く、反発力もあり、それでいてバタつきが少ないと感じます。

以前はオーストリア製のブランドは多かったのですが、現在はほとんどのブランドが中国・台湾で製造しているのが現状です。
それでも数年前まではオーストリア製のブランドがそこそこあったのですが
オーストリア2大工場の一つ
2013年のエラン工場閉鎖の際、ここでかなりのブランドがオーストリアから撤退していきました。
そして2016年、もう一つのGST工場のスノーボードからの撤退。
個人的にも好きだったオーストリア製の2大工場が閉鎖という事実はかなりショックでした。
ただどうしてもコストもかかり、この状況でこの流れは自然だし仕方がないのかな、と思っていた矢先です。

Capita_mothership.jpg
PHOTO:CAPITA MFG

「マザーシップ」の誕生

CAPITAがエラン工場を買収、オーストリア生産にこだわり経営を続け、さらに限りなく環境への負荷をゼロにすべく
完成した新工場がマザーシップです。
世の中の流れに逆らっているかもしれませんが、このこだわりに救われました。

ニッピンはこれからもオーストリア製にこだわり続けます。

スノーボードを選ぶ際、どうしてもカタログに載っている形のスペックに目が行きがちですが
一度製造国にも目を向けていただけると嬉しいです。
ブランドをより深く知るきっかけになれば幸いです。

【オーストリア製の当店取扱ブランドはこちら】


旧モデルではなんと!貴重なオーストリアGST工場製の板もオープンに合わせご用意しましたよ!
posted by ニッピン at 17:10| スノーボード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする