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2017年12月28日

嗚呼 憧れの珍スタグラマー

こんにちは。
突然ですが、世の中にはインスタグラマーという方々が居られるそうです。(私は1人も知ませんが)
そんな絶大な影響力を持つ彼らを私は、「珍スタグラマー」と呼び、尊敬しています。
当初、私も「ブログなんてダラダラ書かなくてもニッピンのドープでマニアックな世界観をインスタで発信出来るぜっ!!」と思っていたのですが、インスタのやり方がわからず、私こそが「珍」なる存在だと気づいた訳です。
というわけで諦めてブログを書きました。

以下長文になりますので、面倒くさい人は画面閉じた方がいいです。

では
はじまり はじまり


@スケートボードにおけるとスモールカンパニーの興り。

皆さんご存知、マーク ゴンザレスの有名なストーリー。当時、所属していたVISIONに反旗を翻す形で自身のブランド blindを立ち上げます。視覚(VISION)に対して盲目(blind)という名前にメッセージを込めた訳です。利益を優先して、会社は大きくなったもののスケーターとしての姿勢を蔑ろにした古巣への強烈なカウンターパンチ。シビれますねぇ。さすがゴンズ!
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Aスノーボードだって負けてない!!

当店でも大人気のdinosaurs will die (以下 ダイナソー)を例に見ていこうと思います。まずブランド名の由来から。カリフォルニアのバンド NOFXの曲名で確か「battle to the ground」というシングル盤の4曲目だったと思います。歌詞は、当時の音楽業界を痛烈に批判する内容で、「恐竜はやがて死ぬんだ!!」と歌っているんですね。フロントマンの FAT MIKEもFAT Wreck chords と言うインディーズレーベルを運営していて、日本のHi- standardを輩出したことで知っている人も多いと思います。この通り、ダイナソーは紛れもなく、DIY精神の持ち主であり、スノーボードにおけるカウンターパンチを放つブランドだとお解り頂けると思います。その辺はボードのグラフィックからも感じ取れるような気がします
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Bグラフィックから感じるブランドの個性

まず、2016-17モデルのKWONから。聖書の引用の図柄の下に「novus ordo seclorum」とあります。アメリカ合衆国の国章に使われているモットーです。意味は「時代の新秩序」。でも、このモットーは元々、違う言葉「Perennis」で「永遠に」と言う意味でデザインされてたんですって。それを後に別の人が「novus ordo seclorum」に変更したんです。最初にデザインを担当したのは地質学者のウィリアム バートン。
むむっ。バートン?聞いたことある!!
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つまり、ダイナソー的に解釈すると、BURTONがデザインした「永遠に」をオレ達が「時代の新秩序」として書き換える!!って事なのかもしれません。

2017-18のKWONは「時代の新秩序」の方向を決めるコンパスの図柄。そこには DWD KWONの文字が隠されてシャレてます。
蛇をぶった切ったソールの解釈はいくつか出来そうですが、巨大なモノを倒すとか、そう言った意味でしょう。

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また、国章の「プロビデンスの目」と「地質学者」というキーワードをピックアップすれば、話はダイナソーの他のボードにも飛躍します。

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今年のMEATはジョニー ミラーのジュエリーブランド third eye companyとのコラボで話題でしたね。
つまり
third eye→プロビデンスの目
ジュエリー→宝石は地質学的に埋まってそうな地面を「掘ら」なきゃでてきません。

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って捉えられるし、「掘る」って事は地面を思わせる平坦なデザインのBREWSTER

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「掘ら」れた洞窟の壁画を思わせるBRAT
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「掘ら」れた宝石を身につけたBOGART

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しかもビキーのサンプリングでDWDのハンドサインまでしてる!!泣けてきます。

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「掘る」英語で「DIG」 つまりはディガーズモデルのGENOVESE。もしかして全部、繋がっているのかも。

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何より、色んな情報を「掘って」自分のボード(宝石)を探してるアナタに最大のリスペクトのメタファーだったりして。

もっと言葉遊びをするならば、
third eye で思いつくのが90年代オルタナバンドのthird eye blind。
ここで先述のゴンズのblindとも繋がりました。
third eye blindは略して3eb
それに則れば
third eye companyは3ec
90年代の3ebから
2010年代の3ecへ 
bからcへ進んだとも読み取れるし、
third eye companyの頭文字を取ればtec 
technic(テクニック)を真っ二つに切って技術至上のシーンに対するアイロニーだとも読み取れます。

言葉遊びが過ぎました。グラフィックってのは、簡単に言えば「絵」なので無限に思索を巡らすことはてきるのです。思いつく限りを繋げてみましたが、多少、無理があろうと偶然だろうと繋がるときは繋がるんです。そんなモンです。
でも、ビックカンパニーの会議室で考えていたんでは絶対に繋がらない。同じ志と情熱を持ってる人たちが運営してるブランドだから、結果的に私には繋がっているように見えるんです。

Cスノーボードの"あちら"

先の通り、ダイナソーに限らず、様々なカラーを持ったインディーズブランドがひしめき合うスノーボードシーン。
彼らは誰かと競うのではなく、マイペースに描きためた絵や撮りためた映像をブランドに落とし込んでいく。大企業の会議室では起こり得ないフットワークの軽さで作りたいものを作る。そうしたクリエイティブはSNSやYou Tubeで世界中に発信され、受け取るスノーボーダー諸君もトレンドだけでキャッチするのではなく、彼らの姿勢に共鳴した時に反応が起こる。そんな状況の夜明け前な気がするんです。

今やBURTONやCAPITAがビッグカンパニーになり、今のトレンドもやがては淘汰され、次のムーヴメントが起こるでしょう。

例えば、ファッションではレアスニーカーや手の届かないようなプレミアスニーカーを履いていたセレブが敢えてクラシックなVANSやCONVERSEを履き始めた数年前。そのカウンターは今や日本のストリートを席巻してるし、ハイブランドでも今までファッションとは無縁のオジサンのセンスをコレクションに取り入れたりと今まで思ってもみなかった事が起こり、"あちら"に行った感じがします。

スノーボードシーンでも「今年は今まで見向きもしなかった安いボードで、激シブ トゥウィーク キメますわ。」なんて言葉が聞けるかもしれません。そんな自由な発想こそスノーボーダーの本質だと思うし、レジャーやスポーツを超えた"あちら"に行く原動力になるはずです。
そんな"あちら"を提案出来るスノーボードショップとして頑張っていきたいと思います。

こういう話は、飲みながらするのが一番!!文字にするとどうも堅くなってしまいますしね。でも飲み過ぎには注意です。

さぁ、シーズン最高潮の今、今までと同じじゃつまらない。
次のトレンドを作るのはアナタかも。


オンラインストアもやってます
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posted by ニッピン at 11:50| スノーボード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする