住所(神田店):〒101-0052東京都千代田区神田小川町3-2
           TEL:03-3233-4121
 


             
 

2017年08月07日

Trango CUBE(トランゴキューブ)の本当に凄いところとは

2014年のデビュー以来トランゴシリーズの新型として安定した人気を誇っているTrango CUBE(トランゴキューブ)。
しかし、今年のTrango TOWER(トランゴタワー)の登場によりトランゴシリーズの棲みわけが難しく感じている方も多いのでは。
そこで今回はトランゴキューブについて詳しく書かせていただきます。


まずトランゴキューブのポジションですが、Trango S EVO(エスエボ)の後継モデルはトランゴタワーで、キューブはタワーの上位モデルとなります。
トランゴシリーズの中心モデルはタワーです。
足を入れていただけるとわかるのですが、比較的多くの方の足に合い、非常にバランスのとれた靴といった印象です。
対してキューブはスポルティバが本当にやりたかったことを実現した靴で、ある意味で非常に偏った考えの靴になります。

イメージ2.jpg

用途的な話をすれば、まず大前提として、このレベルになってくるとトランゴシリーズタワー・キューブ・アルプエボどれを履いても
・セミワンタッチアイゼン対応
・3000m級縦走
・テント泊山行
などこのクラスの靴を検討している方が求めているような使い方には十分対応しています。

ではどうやって靴を選ぶのか。
もちろん、一番は実際に足を入れてみて一番自分の足に合うモデルを選ぶのが一番です。
この3モデルは足を入れてみるとどれもスポルティバらしい足入れではあるものの全てのモデルで確実に違いを感じます。

そしてもう一つ大切なこと、それは靴へ求めるものへの違いです。

軽さ・耐久性・履き心地、この3つのバランスを考えるなら確実にタワーです。
それに対し、革靴がナイロン靴に変わったように、ガラケーがスマートフォンに変わったように、登山靴を履くものから着るものへ変える、その革新的なものが欲しい方には全力でキューブをお勧めします。

IMG_1098.JPGIMG_1099.JPGIMG_1100.JPGIMG_1096.JPGIMG_1097.JPG

それではキューブがいかに革新的であるかをこれから解説していきたいと思います。

キューブの誕生により履き心地を究極に突き詰めると、もはや履くという概念が着るという感覚に変わるのだと感じました。

IMG_1101.JPG

まずアッパーにほぼ縫い目がない。
着るほどのフィット感を出すと、確実に生地が重なり合い縫われている部分に違和感を感じ場合によっては痛みを感じることもあるでしょう。
そこでCUBEはスポルティバ社の得意なインジェクション技術をアッパーに採用することで縫い目を限りなくゼロに近づけることに成功。
また、アッパーに使用している半透明なサーモテックインジェクションとデザインにはパテントを取得しています。
これにより、アッパーのデザインを従来のブーツと全く違う自由なものにすることに成功。
機能面だけではなくデザインにおいても革新性を感じます。
IMG_1103.JPG
また、タンの部分に折り目がありません。そのため足の甲にぴったりと沿うようなシェイプにすることが可能となりました。
IMG_1107.JPG
こうなってくるとアッパーのフックの強度が心配になってきます。
ただこれは杞憂で、なんと60kgの荷重にも耐えうる強度を誇ります。
まるで昔の革靴のソールが縫いだったのに対し、現在の登山靴がほとんど接着に変わった時のデジャヴのように。
IMG_1105.JPG
スポルティバではお馴染みの足首部分のシューレースのロックシステムは健在です。
IMG_1108.JPG
通常ソールは別の型で作り、最後にアッパーに接着します。
しかしキューブはソールの成型とアッパーの接着を同時に行うことで不要なソールの厚みを極限まで薄くしています。

IMG_1110.JPG

キューブの為に新しく開発されたソール。
いよいよインパクトブレークシステムとクライミングゾーンの融合を果たしました。
従来のエスエボの弱点である岩稜帯以外でのグリップ力不足を克服。また、インパクトブレークシステムの弱点である岩稜帯でのフリクション不足を克服しました。

IMG_1113.JPG

ベルクロで調整可能なタン。
人それぞれの甲の高さに対応するため可動式のタンを採用。
これにより人それぞれに合わせた甲のラインにぴったりと沿うことが可能に。
またこのタンがポンピングの役割を果たし、ブーツ内の蒸れを外に逃がすことに成功。

これらの革新が合わさってこその675gです。
軽量化が求められるこの時代、これら革新技術が集まってこそ軽量化が実現したのだと身に沁みました。

2014年にトランゴキューブがデビュー。
2015年にキューブにもう少し耐久性を持たせたトランゴアルプエボがデビュー。
2016年にはライトトレッキング向けにトランゴTRKがデビュー。
2017年の今年、エスエボの後継としてトランゴタワーがデビュー。

La_Sportiva_logo_.png
毎年休むことなく新作をリリースするスポルティバ社。
ブランドロゴにある
innovation with passion
それは2018シーズンにも続いています。
LA_SPORTIVA2018.png
2017年現在、マウンテンブーツ界においてもっともエッジにいる靴、それは間違いなくトランゴキューブです。
今後他社により競合モデルが出てくることでスポルティバ社が更なるイノベーションを起こしてくれることを期待したいと思います。

マウンテンブーツクラスになると、靴選びがどうしても
「使うシチュエーションに合っているか」と「自分の足に合っているか」
が選考基準のほぼ全てを占めてしまいがちだと思うのですが、このような部分にも目を向けることにより違う魅力が生まれてくるといいなという願いを込めて。

posted by ニッピン at 11:55| 登山靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月27日

LA SPORTIVAスポルティバ SYNTHESISシンセシスとは〜MULTIFUNCTIONの誕生〜

皆様MULTIFUNCTION(マルチファンクション)シューズってご存知ですか?
あまり聞きなれないですよね?
ご存知の方は流石です。
今世界的に大きなムーブメントになりつつあるアウトドアシューズの新しいカテゴリです。
その名の通り、1つのことに突き抜けているのではなく
マルチに活躍してくれる靴がマルチファンクションシューズです。

登山靴をお探しの際こんなことを思ったことはありませんか?

・しっかりした登山靴は持っているから軽い登山靴が欲しい(400g以下)
・家から履いていけるほど軽快なものがいい(ソールがしっかり曲がるもの)
・濡れない蒸れない&滑らない(GORE-TEX&vibramソール)


つい最近までこれら全てをクリアする靴はなく、皆様トレランシューズやアプローチシューズで代用していたと思います。
ただ代用には妥協がつきもの。
何かしらの不満を抱えていたと思います。
遂にこれら全て一切妥協しなくて良い靴が誕生しました。
それがイタリアスポルティバ社が開発した
SYNTHESISGTXSURROUND_gg.jpg
SYNTHESISGTXSURROUND_by.jpgSYNTHESISGTXSURROUND_re.jpgSYNTHESISGTXSURROUND_w_ib.jpgSYNTHESISGTXSURROUND_900600.jpgSYNTHESISGTXSURROUND_999305.jpgSYNTHESISGTXSURROUND_w_900303.jpg

SYNTHESISシンセシス

スポルティバ社のDNAとなる
マウンテン・アプローチ・マウンテンランニング
3つの要素を融合することで誕生しました。

・重量395g
・トレランシューズ並に曲がるソール
・ローカットでもハイカットでもない絶妙なカラー幅30mmのミドルカット
・クイックレースシステム
・ビブラムインパクトブレーキシステム
・防水はもちろん360°透湿のGORE-TEX SURROUND

2015年に誕生したシンセシス。
3年目の今年、姉妹モデルのコアハイ,ヌークレオも登場しいよいよ磐石となりました。
ただ、だからこそこのモデルが一番このマルチファンクションというカテゴリを体現しているということを
再認識し、改めてご紹介させていただきました。
この3モデルの中でもシンセシスで特筆すべきは
ミドルカット&400gを切る重量。
ここに魅力を感じる方はシンセシスで間違いありません。
お悩みの方は是非店頭にお越しください。
必ずお客様に最適なマルチファンクションシューズをご提案させていただきます。

SYNTHESIS.CORE HIGH,NUCLEO3モデル共通のテクノロジーについて詳しくは
こちらのブログをご参照いただければ。
スクリーンショット 2017-04-24 18.33.23.png
posted by ニッピン at 14:36| 登山靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月24日

遂に出た!CORE HIGHコアハイのレザーヴァージョン『NUCLEOヌークレオ』国内ニッピン独占販売!

IMG_1063 のコピー.JPG
LA SPORTIVAスポルティバ SYNTHESISシンセシスのハイカットヴァージョンとして昨年デビューしたCORE HIGHコアハイ。
想像を超える販売数量を記録、注目度の高さを実感しました。

※コアハイについて詳しくはこちら
スクリーンショット 2017-04-24 18.33.23.png

コアハイの魅力はなんといっても

・トレランシューズのような軽さ
・登山靴のようなサポート力と防水性
・アプローチシューズのようなグリップ力

この3つのカテゴリの融合を実現したところです。

なんと、今年はコアハイにサポート力を高めたレザーヴァージョン
NUCLEOヌークレオ
がデビュー。

IMG_1050 のコピー.JPGIMG_1056 のコピー.JPGIMG_1054 のコピー.JPGIMG_1057 のコピー.JPGIMG_1060 のコピー.JPG



昨年からコアハイが気になっていたけどあまりにもエッジすぎて躊躇した方もかなりいたのではないでしょうか。
実際に店頭でも耳にしました。
ヌークレオは、コアハイと比べ+45gにはなりますが、アッパー部分にレザーを使用。
サポート力が格段に上がりました。
しかもサラウンドは健在。
IMG_1065 のコピー.JPG
​カットがコアハイよりも高くなっており足を入れた際、安心感があります。
コアハイはローカットのような履き心地のハイカットなのに対し
ヌークレオはローカットのような軽さだけどハイカットを履いている安心感があるといった感じです。
また、レザーを使用することで剛性が上がり歩行時に硬く感じるかと思いましたが、
革の縫い合わせ部分が絶妙に作用し
コアハイとほとんど同じ柔らかさをキープしています。
見た目以上にコアハイに近く、まさにコアハイに安心感をプラスしたモデルだと言えます。
IMG_1066 のコピー.JPG
ソールはコアハイと同じくスポルティバ社とビブラム社共同開発、衝撃吸収力が20%もアップした
「インパクトブレーキシステム」を使用。
もはやスポルティバ社にこのソールはマストと言えるでしょう。



総じて基本的にはコアハイに非常に似ており、
違いは
・カットの高さが高い点
・アッパーがレザーな点
・45g重い点

となります。

ヌークレオの登場でようやくマルチファンクションシューズが完成された感があります。
シンセシス・コアハイ・ヌークレオ
これらの中で自分にぴったりの1足を見つけていただければと思います。

《モデル別こんな方にオススメ》

SYNTHESIS シンセシス 24,000+tax
重い登山靴は履きたくない、トレランシューズ並みに軽いものが良い(400g以下)
ただし防水(GORE-TEX)・滑らない(vibram)は外せない、
そして蒸れない(SURROUND)靴が欲しいという方にオスス
マルチファンクションシューズの基本形です

CORE HIGH コアハイ 28,000+tax
基本は上記条件が希望だけど、やはりローカットは不安という方にオススメ

NUCLEO ヌークレオ 28,500+tax
ハイカットを履いている時の安心感が欲しいという方にオススメ
またマルチファンクションでテント泊をしてしまう方にもオススメ


最後に

やはりマルチファンクションを一番体感できるのはシンセシスだと思います。
ただ、足首が不安な方にはコアハイ
よりサポート力を重視したい方にはヌークレオ
と選択肢が増えたことで一気にマルチファンクションが山に増える予感がします。
ニッピンは3モデル全て取り揃え、皆様のご来店お待ちしております。

posted by ニッピン at 18:52| 登山靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月13日

ザンバランとは?

ZANBERLAN.png
いつもはスポルティバ推しのニッピンですが、今回はザンバラン社のお話をさせていただければと思います。

ご存知の方も多いと思いますがザンバラン社は北イタリアで1929年創業の登山靴ブランドです。
因みにスポルティバ社も北イタリアでほぼ同時期の1928年に創業しています。
スポルティバ社は接着技術が高くナイロン系のハイテクな靴が得意ですが
ザンバラン社は革のつりこみ技術が高くクラシカルな革靴が得意です。
この時期複数の登山靴ブランドが創業していますがほとんどのブランドが林業や農業用の靴作りからスタートした中
ザンバラン社はいち早く登山靴専門に靴作りを開始しています。

ザンバラン社が最もこだわっているのは
・足型
・素材
この二つです。

より長い年月の使用でも型崩れしないよう
通常3-4時間で足型成形を終わらせてしまうメーカーもある中、
ザンバラン社は24時間かけて、革に蒸気と熱を加えながら足型に成形していきます。

また素材にも徹底的にこだわり、良質な革の産地として有名なイタリア中部トスカーナ地方と北部チロル地方の牛革を主に使用しています。

創業者ジュゼッペ・ザンバランの孫にあたるマルコ・ザンバラン現社長も
新しい技術も取り入れながらも良質な素材を使いイタリア国内での生産を続ける」
ノルウィージャン製法やグッドイヤーウェルテッド製法などの伝統技術を伝承する取り組みを行っている」
とPEAKS 2015年11月号で語っています。

ザンバランの靴に足を入れてみるとこのこだわりを感じることができます。
最新テクノロジーを感じるというよりは安心感を得られます。
だけど古い靴とは違い軽くフィット感も得られる。
この絶妙なバランスがザンバランらしさだと思います。

ニッピンには

・3000mクラスに対応できる(※ソールの硬さの意味)
・700g以下
・3万円前後

これらの条件をクリアする靴がスポルティバに無く、探していたところ
ザンバランに行き着きました。

そして10月より取り扱いを開始したのが

「シェルパ プロ」
IMG_0809.JPG
この靴はこの価格帯では一番ソールがしっかりしていて10kg程度の荷物を背負っても
ソールが負けません。
また、アッパーにザンバラン拘りのトスカーナ産の革を使用しているため履くごとに足に馴染んできますし
足首も安定します。
またザンバラン伝統のつりこみ製法により、昔ながらの安心感と、フィット感を体感できます。
それでいて重量は690g(EU42)とトレッキングシューズ並に軽量です。

価格は定価38,880円と少し条件をオーバーしていますがそこは企業努力でなんとか。。。

・ハイキングシューズからステップアップしたい
・今履いている靴が古くなったから買い換えたいが、日帰りから3000m小屋泊までカバーできる靴が欲しい
・永く履ける靴が欲しい

こんな方にオススメです。

スポルティバとはまた違う個性のあるザンバランも是非一度履きに来ていただければと思います。

posted by ニッピン at 13:32| 登山靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月04日

LA SPORTIVAスポルティバ CORE HIGH GTXコアハイゴアテックスを徹底解説!

IMG_0500 のコピー.JPG
IMG_0515 のコピー.JPG
IMG_0516 のコピー.JPG
IMG_0502 のコピー.JPG
先日ちらっとご紹介したSYNTHESIS(シンセシス)のハイカットバージョンCORE(コア)
想像以上にブログを見て頂けたりウェブマガジンに取り上げて頂けたりしています。
今回はCOREの魅力を徹底的にお伝えします。

その前に、まず日本未発売のCORE HIGH GTX(コアハイゴアテックス)
なぜニッピン限定で取り扱うことになったのかからお伝えしたいと思います。
昨年、GORE-TEX SURROUNDの登場と共に発表されたSYNTHESIS(シンセシス)
かなり話題となり、当店でも夏前にはサイズ欠品するなど皆様の関心度の高さを伺えました。
私も早速履いてみて、軽さ・グリップ力・蒸れの抜け加減に感動しました。
靴のバイヤーとしてSYNTHESISのテクノロジーを分析していくと色々なことが見えてきました。
まず超軽量ハイキングシューズにしてはソールがしっかりしているなと感じました。

理由は

ビブラムインパクトブレーキシステムソール

STBシステム・STBコントロール

この2つのテクノロジーによるものだとわかりました。
ソールはしっかりしているのにSYNTHESISのようなローカットに近いミッドカットだと
使用用途がかなり限定されるけど、これのハイカットがあればもっと荷物を背負った山行にも使用できるのではないかと感じました。
そして2015年7月浜松町の都立産業会館にて開かれたディーラー向け展示会にてCOREを見つけ、そのイメージを頭に浮かべ試し履きを。
やっぱり!ハイカットになると安心感が全然違う!
これなら山でメインとして余裕で使えるじゃん!
そう感じオーダーしました。
しかし、後日国内ではオーダーミニマムに届かずドロップとの連絡が。。。
こんなにいい靴は何としても仕入れたい、COREのような靴を求めている方は潜在的に沢山いるはずだ。
そう考え日本の代理店に交渉し、なんとかニッピンだけでミニマムをクリアし国内独占販売となりました。

COREってどんな方にオススメなの?

・トレランシューズのような軽さを求めている方
・登山靴のようなサポートと防水性を求めている方
・アプローチシューズのようなグリップ力を求めている方

実はこんな欲張りな要望を全て満たしたシューズがCOREなのです。

今までこう言った靴は存在せず、みんなトレランシューズやアプローチシューズで代用していたと思います。
代用品には不満が付き物ですが、その不満を全て取り払ったのがCOREなのです。



それではCOREについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
surround.png
IMG_0506 のコピー.JPG
GORE-TEX SURROUND

まずはこれ。昨年デビューしたGORE社の最新テクノロジー。
大分浸透してきましたね。足裏には甲の3倍もの汗腺があります。
ですが今までのGORE-TEXブーツは、アッパーの蒸れは逃がせても靴底の群れは逃がすことができませんでした。
その課題を解決したのがGORE-TEX SURROUND。
靴底にスペーサーを入れることで靴底からも蒸れを逃がすことを可能にしました。
これにより360°全方向から蒸れを逃がすことになります。
※因みにイタリアスポルティバ社はSURROUND専用のOrtholite社製の新しいインソールを採用しています。
 このインソールは通気性がものすごいです。
IMG_0507 のコピー.JPG
ナノセルテクノロジー

GORE-TEX SURROUNDがいくら蒸れを逃がせてもアッパーが蓋をしてしまっては意味がありません。
GORE-TEX SURROUNDの持つ、蒸れを逃がす能力を最大限に引き出すのがこのナノセルアッパーです。
スポルティバ社は全く新しいアッパーを開発しました。
このアッパー素材こそがCOREの核心です。
従来のアッパー素材である革やナイロンとは比べものにならない通気性を実現しています。
モノコック.png
モノコック構造

ナノセルを一体成型することでモノコック構造を可能としました。
これにより耐久性を落とすことなく大幅な軽量化を実現しています。
また、縫い目がほとんど無い為足当たりがとても良く、またナノセルの持つ通気性を最大限生かせています。
IMG_0504 のコピー.JPG
IMG_0505 のコピー.JPG
STBシステム・STBコントロール

私はGORE-TEX SURROUNDの最大のウィークポイント、それはスペーサーによる不安定感だと感じました。
皮肉にも最大のメリットを生み出す為のスペーサーが、諸刃の剣となりかねない。
通常のGORE-TEX SURROUNDシューズを履くとすぐに感じるのですが、足裏が非常に柔らかくふわふわし登山使用といて考えると少し不安を感じます。
ここでもすごいのがイタリアスポルティバ社。

秘密は2つ。
1つ目はSTBコントローラーと呼ばれるパーツをヒール部分に縦向きに貼り付けることで重量増することなく安定感を出しています。
2つ目は、アッパーを土踏まずまでラップするSTBシステム

トレランシューズのブシドーなどに使用しているテクノロジーが、不安定なはずのスペーサーをまるで感じさせず、ねじれ強度を増し安定感を生み出しています。

また、STBシステムにより土踏まず部分までソールベンチレーションを作ることができ、
これは他ブランドには無いシステムです。
汗腺の多い足裏の蒸れをより効果的に逃がしてくれます。
IMG_0509 のコピー.JPG
ibs.jpg
インパクトブレーキシステム

ソールの突起部を斜めにし、またランダムにすることで衝撃を20%軽減しています。
これにより膝への負担を軽減できるとともに、濡れた斜面でもしっかりグリップします。
またビブラム社のソールのため岩でのフリクションも高く、どんなコンディションでも安心です。
IMG_0511 のコピー.JPG
IMG_0510 のコピー.JPG
ハイカット

これらは昨年デビューしたSYNTHESIS GORE-TEX SURROUNDと共通のテクノロジーです。
ただ、やはり登山での使用となると不安になるのが足首です。
ローカットのような履き心地でありながら万が一の時に守ってくれ、またより重い荷物を背負った時の
安定感の増すハイカットになっているのがCOREの真骨頂です。
ハイカットなのにSYNTHESISとの重量差は実に20g!
なんと片足415gです。
普通のスニーカーとほぼ同じ重量です。
こんなに軽ければ街中でも快適に過ごせます。
あと、この見た目ですよね。
いかにもなトレッキングシューズではないルックスがファッション性の高さを感じます。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
なんとなくはわかったけど、普通のトレッキングシューズとはどこが違うの?
そう思った方もいると思います。

違いはズバリ
「履いて頂ければわかります」

スポルティバのDNAである3つの要素マウンテンランニング・マウンテン・アプローチ

それぞれのテクノロジーを注ぎ込み誕生したCORE。
この完成度は是非履いてご体感いただければと思います。

COREは国内ではニッピン独占販売となります。

ご興味ある方のご来店お待ちしております。

遠方の方などでご来店が難しい方は、オンラインストアをぜひご活用いただければと思います。
足入れは全国展開しているSYNTHESISと同じです。

ヨーロッパでは地位を確立しつつあるマルチファンクション。
日本でももっともっと盛り上がる気配を感じています。

皆様のご来店お待ちしております。

ニッピン神田店 大和田



posted by ニッピン at 18:09| 登山靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月26日

LA SPORTIVAスポルティバ VALDIFIEMMEバルディフィメ〜見た目はクラシカル、中身はハイテクノロジー〜



チロリアンシューズに続いて

スポルティバ社の職人仕上げシリーズ第2IMG_0470.JPG

今回は登山靴ど真ん中オールレザーマウンテンブーツVAL DI FIEMME(バルディフィメ)です。

スポルティバ社の本社工場のあるドロミテ山塊の山麓にある町、バルディフィメをモデル名にしていることからもスポルティバ社の思い入れの強さを感じます。


少しスポルティバ社のルーツに触れておきます。


創業1928年ナルシオ・ディラディオはバルディフィメにて、森林や農家で働く人のために革の靴を作り始めました。

第二次世界大戦中にはイタリア軍への正式な供給会社として軍靴も作っていました。

戦後最強のアルピニストのひとりとされるラセデリ氏とソルダ氏がイタリア隊として1954K2に初登頂した際スポルティバ社の革靴を履いていたことも有名です。

現在もマウンテン界では国内では近藤謙司氏、花谷泰広氏、山岸慎英氏、クライミング界では野口啓代氏、マウンテンランニング界では望月将悟氏などをはじめとした多くのトップアスリート達が使用しております。

スポルティバ社というとトランゴS EVOに代表されるハイテク登山靴のイメージが強いと思いますが、

オーソドックスな革靴もしっかり作っているんです。

このバルディフィメは一度廃番になってしまったのですが、あまりにも完成度の高い靴だったため

ニッピン別注で復活いたしました。

しかもソールは、当時にはないインパクトブレーキシステム採用というグレードアップオプション付。

別注モデルのため、在庫限りの販売となります。


そこで、バルディフィメの魅力を今一度紐解いていきたいと思います。

その前に、以前書いたこちらの記事をご一読いただけると嬉しいです。


革靴とナイロン靴、どっちがいいの?



625


バルディフィメにおいて驚くのはまず、その重量です。

通常800900gある革の登山靴界に於いてバルディフィメの625gは異端です。

最早この重量はナイロン靴をも凌駕しています。

なぜここまで軽くできるのか、それは無駄の徹底排除と素材の見直しです。



カカト

IMG_0482.JPG


登山靴で一番重要なポイント、それはカカトの収まりです。

カカトは靴の心臓部です、ここで靴が決まると言っても過言ではないくらい重要なポイントです。

なので普通の革靴はカカトの収まりを良くする為インナーにパッドを付けます。

パッドによりカカトの収まりを良くしています。

ですが、バルディフィメはパッドをほとんど使用していません。

代わりにアッパーを絞り込むことでカカトの収まりを良くしています。

アッパーを絞り込むことでパッドのようなヘタリの回避できるので長期的にもカカトの収まりを維持できます。

これが実現できるのはスポルティバ社の80年以上に渡るデータの蓄積と職人の匠の技によると言わざるをえません。



3D FLEXの原型

IMG_0476.JPGIMG_0490.JPGIMG_0494.JPG

アッパーのこだわりはこれに尽きません。

足首の革の合わせ部分をV字にすることで革靴でありながら足首の動きを妨げません。

そうです、スポルティバの代名詞とも言える3D FLEXの原型です。



アンクルパッド

IMG_0475.JPG

さらにカカト部分のV字カット。

このカットが、下山時のアキレス腱のストレスを感じさせません。



フルグレインヌバックレザー2.6mm

IMG_0487.JPG


そして何よりフルグレインヌバックレザー2.6mmです。

履くごとに足に馴染んでくれるのは革ならではです。

また、ナイロンとは比べものにならない耐久性も魅力です。



ロックシステム

IMG_0477.JPG

凄いのはアッパーに限りません。

足首のフックにロック機構が付いています。

これが下山時の足のズレを防ぎ爪を守ります。

今でこそ本格登山靴には多く採用されるようになりましたが、

最初にロック機構を搭載したのはスポルティバです。



ラバーバンド

IMG_0488.JPG

ラバーバンドをぐるりと一周回すことで剛性と耐久性、耐摩耗性がアップしています。



マイクロポーラス

IMG_0478.JPG

ミッドソールにも軽量でありながら衝撃吸収性能、また経年劣化に強いマイクロポーラスを使用しています。



インパクトブレーキシステム

IMG_0481.JPGibs.jpg

ビブラム社とスポルティバ社が共同開発したこのソールは通常のソールパターンに比べ

20%衝撃を軽減し、また下山時のグリップ力もアップするので膝への負担を大幅に軽減します。



クラシカルなルックス

IMG_0474.JPG

やはりこの雰囲気はオールレザーブーツならではでしょう。

ヌバックの質感もいいですが、WAXを塗り込むことでさらにオールドな雰囲気にするのもいいですね。




こんな方へ


テント泊はもちろん小屋泊山行で、とにかく一番楽をさせてくれる靴をお探しの方には

これ以上の靴は無い、と断言できるほどオススメです。

また、ハイテク系登山靴よりクラシカルな革靴は好み、だけど最新テクノロジーは欲しい

こんな方にもぴったりです。

永く付き合える相棒のような靴になってくれることでしょう。

逆にスピードを求める方や、装備の軽量化を突き詰めている方には向いていないかもしれません。

そんな方にはトランゴシリーズ、マルチファンクションシリーズがオススメです。


常に世の中を驚かす最新テクノロジーを搭載した登山靴をリリースするスポルティバですが、

原点とも言える靴をご紹介させていただきました。


posted by ニッピン at 18:06| 登山靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月21日

1928年創業LA SPORTIVAスポルティバ、本場Made in Italyのチロリアンシューズ

IMG_0441.JPG
40年以上続いたスポルティバの名作チロリアンシューズ「シティ」が職人の引退により廃盤となりました。
現在庫が完売次第、販売終了となります。
せっかくの機会なのでスポルティバのチロリアンシューズの魅力を改めてお伝えできればと思います。
1024-cc-library010004120.jpg
そもそもチロリアンシューズって?

イタリア・オーストリアにまたがるチロル地方で山で作業する人たちの為に誕生したのがチロリアンシューズです。
登山靴をルーツとしたローカットシューズでノルウィージャン製法・モカシン縫いでタフな作りが特徴です。
チロリアンシューズの正確な起源ははっきりしていませんが、奇しくもスポルティバの創業も
北イタリアの森林や農家で働く人のために靴を作り始めたことでした。

チロリアンシューズの魅力

何と言っても登山靴を思わせる無骨なルックス、そして10年以上平気で履けるタフな作りです。
また、履けば履くほど足に馴染んでいく感じはチロリアンシューズならではです。
一見シンプルな作りに見えますが、紐解いていくと、無駄のないそして考え抜かれた作りに感動を覚えます。
それではスポルティバのチロリアンシューズ「シティ」の魅力を紐解いていきたいと思います。
IMG_0442.JPG
ステッチダウン製法

通常ノルウィージャン製法で作られるチロリアンシューズですが、シティはステッチダウン製法で作られています。
ノルウィージャン製法ですと重登山靴のような固さとなるため、平地での歩行のし易さも考慮しステッチダウン製法で作られています。
程よく曲がるソールが歩行時のストレスをかなり軽減してくれます
IMG_0449.JPG
中板・中底

現在の靴ではインソールに当たる部分、また靴の中底にも工夫が見られます。
中板に注目してみると、毛羽立たせてあります。
この毛羽立ちが汗をしっかりと吸い取り中底に落とします。
中底に落ちた汗は歩行の衝撃がポンピングの役割を担い外へと吐き出されます。
既にお気付きの方もいるかもしれませんが、今話題のGORE-TEX SURROUNDと同じ発想です。
そうなんです、GORE-TEX SURROUNDの原型は実は遥か昔にあったのです。
IMG_0443.JPG
モカシン縫い
太い糸で行われるステッチワークがなんとも言えない無骨なアウトドアな雰囲気を演出してくれます。

3mm厚の革
今では珍しい厚い革が、履けば履くほど足に馴染んでいきます。
また、中板も履くごとに足の形に馴染んでいきます。

完全防水
今ではGORE-TEXを使用した靴が多いですが、本来靴の防水は革です。
GORE-TEXと違いフィルムではないので破けるリスクも無いですしお手入れ次第では防水性がずっと保たれます。
先述の通り靴内部の蒸れもしっかりと逃がします。
IMG_0444.JPG
カカト
カカト部分にはズレにくく汗をよく吸う革を使用しているのでカカトが浮かないしズレません。
IMG_0446.JPG
足首周り
足首周りには柔らかい革を当てているので歩行時の足当たりもとても良いです。
IMG_0450.JPG
MADE IN ITALY
イタリアの職人が1足1足手縫いで仕上げています
IMG_0445.JPG
旧ロゴ
創業当時のロゴがクラシカルな雰囲気に。
IMG_0455.JPGIMG_0451.JPGIMG_0460.JPGIMG_0462.JPG
タウンユースにもとても良いですね。
スポルティバのチロリアンが買える最後のチャンスです。
このチャンスをお見逃しなく。

posted by ニッピン at 18:04| 登山靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月13日

アッパーの大革命!TraverseX(トラバースX)

txチラシ.png
こんにちは、大和田です。
前回のマルチファンクションに続き、今回はトラバースXについて。
ドイツFRIEDRICHSHAFENアウトドアショー最高峰のINDUSTRY AWARDを受賞するなど
とても注目されているスポルティバのニューモデルなのでしっかりご説明させていただきます。
IMG_0419.JPG
TX2 税込¥19,440

思わず目を引くニットアッパー。
ニットで靴??
ここがとても重要です。
足には当然ながら縫い目なんてありません。
その足に究極にフィットさせるには靴の縫い目を無くしたい。
そこで誕生したのがシームレスニットアッパーです。
3種類の異なる素材を編み込み一枚仕立てにすることで靴とは思えない究極のフィット感となりました。
また、サイズ毎に編み込んだアッパーを使用することであらゆる足の形と動きにストレスなくフィットします。
そして余計な素材を一切排除した結果、280gという驚異的な重量を実現してます。
IMG_0420 のコピー.jpg
テーパードソール
アウト側のソールを台形状に張り出すことでねじれに強くなり、そして足元がとても安定します。
IMG_0426 のコピー.jpg
IMG_0430.JPG
ハーフ&ハーフ
台形ソールを前足の半分にすることで動きを妨げずスムーズに蹴り出せます。
IMG_0423.JPG
レースシステム
クライミングシューズ「ミトス」のレースシステムを採用してます。
アッパーに直接紐を通すのではなく、足首までぐるっと通した赤い紐に通すことで
思い切り締めてもヨレたりすることなく全体的にフィットするように締まります
IMG_0424.JPG
ノンスリップメッシュ
内側にはノンスリップメッシュを熱圧着しているため、靴の中で足がズレるストレスがありません。
また型崩れを防ぎます。
IMG_0417.JPG

IMG_0427.JPG
C2コンボコード
ヒールについたC2コンボコードを使用すれば靴をまとめることができ、ザックにぶら下げることも可能です。
IMG_0410.JPG
ビブラムメガグリップ&吸盤ソールパターン
ビブラム社の話題の新製品メガグリップと吸盤のようなソールパターンの組み合わせが
濡れた岩にも吸い付くようにグリップします。

ブック1.png
TX3 税込¥21,060

実はINDUSTRY AWARDを受賞したのはこちらのモデル。
TX2と基本コンセプトは同じですが、耐久性と衝撃吸収性が高くよりスピードハイクに適しています。
PUテックラバーバンドを一周回しているため摩擦にも強くなっています。
ニットの種類が違うためこちらのモデルは少し縫い目があります。
IMG_0429.JPG
ビブラムメガグリップ&吸盤・インパクトブレーキシステム
TX3は更にビブラム社とスポルティバ社が共同開発したインパクトブレーキシステムを採用しているため
通常のソールパターンに比べ衝撃吸収力が20%アップし膝への負担を大幅に軽減します。


これからますます盛り上がってきそうなマルチファンクション。
日帰り用に軽快な一足いかがですか?
posted by ニッピン at 19:03| 登山靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月21日

MULTIFUNCTION〜マウンテンからファストハイカーまで〜

チラシ.pngチラシ.jpg
こんにちは、ニッピン神田店大和田です。
満を持してデビューのマルチファンクションシューズたち。
あまりにも新しすぎてテクノロジー満載なので
どのようにお伝えすれば良いのかを考え、そしてフライヤーを作成することにしました。

いちいち現地で登山靴に履き替えるの面倒なんだよなぁ
そもそも日帰りの時あんなゴツい靴じゃなくていいんだよな
けどGOREとビブラムは外せない
あと普段履きもいけちゃうデザインがいいな

こんな方にぴったりです。
ご興味ある方は是非ニッピンへご来店ください。
オンラインストアにもアップしました!


posted by ニッピン at 18:13| 登山靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月28日

【登山靴】革靴とナイロン靴、どっちがいいの??

IMG_0523.JPG
こんにちは、神田店大和田です。(余談ですが明日5/29から7/5まで本店勤務になりました!)

「革靴とナイロン靴ってどっちのほうがいいの?」
お客さまから良く聞かれるのでブログに載せることにしました。

登山靴は現在、大きく分けて革靴とナイロン靴の2つに分けられます。
近年大きくシェアを伸ばしているのはナイロン靴です。
最大の理由はなんといっても軽さ!
ただ、数年前は圧倒的に革靴ユーザーの方が多かったのも事実。
そこで今回は革靴とナイロン靴の違いを分析してみたいと思います
VALDIFIEMME.jpg
まず革靴。
代表的なブランドはローバー、ハンワグ、ザンバラン、マインドルですね。
ドイツ系のブランドが多いです。
見た目はザ・登山靴といった感じです。
肝心の履き心地ですが、もちろんブランドによって履き心地は違いますが全体的にゆったりとしていて、そして守られている感じが強いです。
特に足首のホールド感がしっかりしています。
あと、一年後の履き心地がとても良いです。
新品の時の硬い感じが無くなり、足に馴染んだフィット感を感じます。
ただ、重いです。だいたいの革靴は800g〜900gあります。
耐久性ですが、革はしっかりとメンテナンスをしてあげると、ソール張替1回くらいはできることが多いです。(テント泊が多い場合は五分五分です。)
TRANGOSEVO_ye.jpg
続いてナイロン靴。
代表的なブランドはスポルティバ、スカルパ、ガルモント、ケイランド辺りですね。
イタリア系のブランドが多いです。
見た目がとてもカラフルでハイテクな感じです。
好みが分かれそうなところです。
肝心の履き心地ですが、革に比べてフィット感が格段に高いです。
包まれる感じですね。
そして足首がかなり自由に動かせます。
馴らしの必要が無いんじゃないかというくらい最初からフィットします。
※もちろん履き馴らしはするべきですが
そして軽いです。だいたい700g〜800g位です。
靴の重さの100gの違いは荷物の重さ100gの違いとは疲労度が違います。
よく「靴の重さ100gは荷物の重さ500gに相当する」と言われるほどです。
実際はそこまで違わないですが。
耐久性ですが、張替はできますが、しないで履きつぶす方がオススメです。
革と違い、ナイロン靴の場合は確実にヘタリを感じるので、張替をするくらいならソールが減らない歩き方をして長持ちさせた方が良いです。

ざっと革靴とナイロン靴の違いを分析してみました。
それではいったいどちらの方が良いのでしょう?

ずばり登山のスピードで決まります。
コースタイムより早く登るという方はナイロン靴の方が合っています。
早く歩くためにはフィット感が高く、足首が自由で軽いナイロン靴の方がメリットが多いです。
逆に時間を気にせずゆっくりと登山を楽しみたい方、疲労を軽減したい方は革靴がオススメです。
しっかりと足を守ってくれる革靴の方が疲れません。

↓↓↓ココ重要↓↓↓
ここで気を付けなければならないのが、軽い方が疲れないからナイロンにしようという選択の仕方です。
確かに重い靴より軽い靴の方が疲れないのですが、その違いよりも足を守る靴なのか、それとも自由にさせる靴なのかの違いの方がはるかに重要です。
あと、靴の重さですが、スペック上の重さよりも履いた時の感覚的な重さの方が重要です。

あと余談ですが、インソール。
基本的に入れた方が良いです。
まずフィット感と疲労・踏ん張りの効き方がだいぶ変わります。
そして幅広と言われている方の幅問題がほとんどインソールによって解決します。
幅広の足というのは本来使うべき筋肉を使えていないため足が潰れている為幅広になっているだけなので
インソールによって本来使うべき筋肉を使い潰れた足を本来の状態に戻すことによって幅広の足は改善し、更に疲れにくく踏ん張りの効く足に変わります。

ここでオススメの靴のご案内です。
皆様ご存じのとおりニッピンはスポルティバ推しです。
他ブランドよりたしかに価格は高いですが、確実に履き心地、特にカカトの収まり方は一番良いブランドです。
登山用品で一番重要な靴だから、靴だけは妥協しないで選んでいただきたいからこそのスポルティバ推しです。
そのうえで
TRANGOCUBEGTX_br.jpg
ナイロン靴なら
TRANGO CUBE(トランコキューブ)がオススメです。
ソールが縫いから接着に変わったように、アッパーも接着に変わるときが来たんだ!と感じさせてくれる一足です。
まるで靴下を履いているかのようなフィット感は感動ものです。

VALDIFIEMME.jpg
革靴なら
VALDIFIEMME(バルディフィメ)がオススメです。
革靴なのにスポルティバらしいカカトの収まりがこの靴にはあります。
そして革靴なのにナイロン靴と重さが変わりません!なんと625gです!!
革靴のデメリットは重さなのに、軽い革靴なんて。。。さすがスポルティバ。

TRANGOALPEVOGTX_rr.jpg
そして、革とナイロンの中間の靴も誕生しました。
オススメは
TRANGO ALP EVO(トランゴアルプエボ)です。
イメージとしては、トランゴキューブのような靴が好きだけど、テント泊が多いから耐久性と、もう少し足を守ってほしいという方にオススメです。

いつも店でお話しさせていただいていることをざっと書いてみました。
靴選びの参考にしていただければ嬉しいです。
あくまでざっとなので、詳しくは店に来ていただけると嬉しいです。
もしくはメールでのお問い合わせも大歓迎です。
それではご来店お待ちしております。
posted by ニッピン at 16:03| 登山靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする